2013.02.28 Thursday
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2005.11.24 Thursday
11/23(水)その1:原宿RUIDOにて。
今年は3度目のRUIDO。新曲を含め、クリスマスシーズンに合わせた選曲となりました。
SETLIST
1.overture
2.simle...
3.amain
4.always
5.さよならじゃない
6.LIFE
7.白のメロディ(新曲)
8.WE'LL BE ONE〜心をつないで〜(新曲)
9.Fade Away
10.六つのはな(新曲)
encore
11.MEDLEY〜JOY TO THE WORLD〜JINGLE BELLS〜LAST CHRISTMAS
12.WHITE CHRISTMAS〜SILENT NIGHT
今回に限らず、昨年の同会場でのライブでも思ったのですが、60分という枠に多くの要素を盛り込んでいるにも関わらず、緩急がちゃんとあって一つのステージパフォーマンスとして形になっている、というところに意識を感じました。
欲を言えば、ヴォーカルグループのライブなので、一つ一つの楽曲をばっちり決めて欲しかったかな。期待していた以上というところがあまりなかったように思います。
ところで、私は8.と10.が好き。今回披露された新曲に対しての、リスナーの感想が気になるところです。みなさんはどうですか?
7.8.10.ともう一つの新曲はVOXRAY OFFICIAL WEB SITEで視聴ができます。
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SETLIST
1.overture
2.simle...
3.amain
4.always
5.さよならじゃない
6.LIFE
7.白のメロディ(新曲)
8.WE'LL BE ONE〜心をつないで〜(新曲)
9.Fade Away
10.六つのはな(新曲)
encore
11.MEDLEY〜JOY TO THE WORLD〜JINGLE BELLS〜LAST CHRISTMAS
12.WHITE CHRISTMAS〜SILENT NIGHT
今回に限らず、昨年の同会場でのライブでも思ったのですが、60分という枠に多くの要素を盛り込んでいるにも関わらず、緩急がちゃんとあって一つのステージパフォーマンスとして形になっている、というところに意識を感じました。
欲を言えば、ヴォーカルグループのライブなので、一つ一つの楽曲をばっちり決めて欲しかったかな。期待していた以上というところがあまりなかったように思います。
ところで、私は8.と10.が好き。今回披露された新曲に対しての、リスナーの感想が気になるところです。みなさんはどうですか?
7.8.10.ともう一つの新曲はVOXRAY OFFICIAL WEB SITEで視聴ができます。
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2005.11.24 Thursday
11/23(水)その2:青山 月見ル君想フにて。
FULLSWIGはこの日で一区切り、Drums平野氏が卒業のため、現メンバーでの最後のライブとなりました。
SETLIST
1.WATER MELON MAN(Herbie Hancock)
2.OUR SONG(Yamaguchi)
3.GROOVIN'(Felix Cavalire&Eddie Brigati)
4.SHOOTING STAR(Yamaguchi)
5.MY LITTLE LOVER(Yamaguchi)
6.DAMIAN'95(Yamaguchi)
7.BROTHER JACK(Yamaguchi)
8.HAPPY HOURS(Yamaguchi)
encore
9.WHAT'S UP?(Yamaguchi)
FULLSWINGはハモンドオルガン、ベース、ドラムスというシンプルな3人編成のインストバンドです。
数年間リズムの要としてFULLSWINGを支えてきた平野氏は、先日のバイク事故により左手を負傷、治療のため、バンド及びドラム業からしばらく離れることになりました。
怪我はなかなかの大怪我で、ステージ終了後に詳しく聞いて背筋が寒くなった次第。演奏禁止、というより、できるはずがないのですが、約一時間のステージを、顔色一つ変えずがんがんに叩いて盛り上げ、晴れやかな表情で去っていったのを思い出し、そんなところにもプロを感じました。
だからといって無理をすることが良いということではありません。平野くん、早くきっちり治してきて下さい。
FULLSWINGは今後も活動を続けますが、ドラムスが固定になるかどうかは未定とのこと。しかしながら踊るハモンドとうなるベースは健在、新生FULLSWINGの今後の活躍も楽しみです。
FULLSWING OFFISIAL WEB SITE
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SETLIST
1.WATER MELON MAN(Herbie Hancock)
2.OUR SONG(Yamaguchi)
3.GROOVIN'(Felix Cavalire&Eddie Brigati)
4.SHOOTING STAR(Yamaguchi)
5.MY LITTLE LOVER(Yamaguchi)
6.DAMIAN'95(Yamaguchi)
7.BROTHER JACK(Yamaguchi)
8.HAPPY HOURS(Yamaguchi)
encore
9.WHAT'S UP?(Yamaguchi)
FULLSWINGはハモンドオルガン、ベース、ドラムスというシンプルな3人編成のインストバンドです。
数年間リズムの要としてFULLSWINGを支えてきた平野氏は、先日のバイク事故により左手を負傷、治療のため、バンド及びドラム業からしばらく離れることになりました。
怪我はなかなかの大怪我で、ステージ終了後に詳しく聞いて背筋が寒くなった次第。演奏禁止、というより、できるはずがないのですが、約一時間のステージを、顔色一つ変えずがんがんに叩いて盛り上げ、晴れやかな表情で去っていったのを思い出し、そんなところにもプロを感じました。
だからといって無理をすることが良いということではありません。平野くん、早くきっちり治してきて下さい。
FULLSWINGは今後も活動を続けますが、ドラムスが固定になるかどうかは未定とのこと。しかしながら踊るハモンドとうなるベースは健在、新生FULLSWINGの今後の活躍も楽しみです。
FULLSWING OFFISIAL WEB SITE
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2005.11.22 Tuesday
CD「STATE OF MIND」Raul Midon
STATE OF MIND(限定盤)
Raul Midon
(2005.10.05,EMI,TOCP-67790)
(2005.06.06,Manhattan)
携帯で見る
R&B
人生数十年ごときでは、なかなか出会えるものでもない「魂を震わす歌」を歌う人の一人に数えようと思います。
あとは驚異のギターテクニック。フラメンコ(flamenco)、クラシック(classic)、ジャズ(jazz)と習得した技術に加え、弦を叩くことでリズムを織り込んでいる、そのリズムは大変見事です。弦楽器にリズム楽器を兼ねる、という発想は、アルゼンチン人の父から受け継ぐラテンの心と、類稀な聴力から生まれた表現方法の一つと言えるでしょう。
ソロとしてデビューする前にはスタジオミュージシャンとして活動し、評価は高かったものの、自身の音楽への評価はなかなか得られない日々も。プロミュージシャンとしての時期は下積みではありませんが、彼の今後の音楽がより確かなものとなる為に必要な期間であったはずです。
このアルバムのUS盤は今年6月に発売されましたが、日本語解説と歌詞対訳のついた日本国内盤が10月に発売、同月ショウケース(10月24日終了)を含むプロモーション来日を果たしました。
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2005.11.22 Tuesday
神田征二朗のプロフィール
神田征二朗は、長崎県出身のシンガーソングライターです。下北沢とその近辺のライブハウス・バーにて、月3〜4本のライブを行っています。スタイルはギター弾語り、一つのステージ中に2本のギターを自在に使い分けるこだわりの音と表情豊かな歌、ナチュラルなキャラクターによって、聴く人を一瞬のうちに引き込んでしまう魅力があります。
ラテン的な熱や哀愁と松本隆さんやCHARAのような柔らかく幻想的な空気など、刺激を与えながらも癒してくれる不思議な世界です。
2006年にはCDが完成する予定とのこと、ライブを見られない環境の方にも少しでもその感触を伝えられるようになればと思います。
「征二朗ワールド」のルーツを探るべく、幾つか質問させて頂きました。
2005.11.22 Tuesday
神田征二朗 ライブのご案内(随時更新)
2005.11.12 Saturday
DVD「LIVE 8」発売前夜試写会
LIVE 8 (初回出荷限定価格)
(2005.11.09,EMI,TOBW-3271-2)
Music(DVD)
2005年11月8日(火)、「LIVE8」DVD(日本盤)翌日の発売に先駆け試写会が行われました。
一時間近くに及ぶダイジェストの他、後から試写の許可が下りたという数曲は5.1chで30分ほど。
「LIVE8」は、G8(世界主要8カ国)に対してアフリカ貧困救済を訴えるという主旨でBob Geldof(ボブ・ゲルドフ)が提唱し、2005年7月6日に開催されるGleneagles G8(グレンイーグルスG8首脳会議)を踏まえて同年7月2日に行われました。世界の主要都市に新旧のアーティストが集結、21世紀最初の巨大ロックイベントとなりました。
開催地は主要9都市、このイベントの観客数約200万人、視聴者数約30億人。日本でも小規模ながら幕張メッセにてこのイベントに連動したライブが行われました。
ロンドン/London(U.K)
フィラデルフィア/Philadelphia(U.S.A)
ローマ/Rome(Italy)
モスクワ/Moscow(Russia)
ベルリン/Berlin(German)
パリ/Paris(France)
ヨハネスブルク/Johannesburg(SouthAfrica)
トロント/Toronto(Canada)
エディンバラ/Edinburgh(Grease)
(エディンバラでは7月6日)
世界規模で展開される貧困救済のためのキャンペーンと連動し、募金はアフリカの貧困救済を目的として寄付され、またこのDVDによる収益金も全て寄付されます(ソースはこちら)。
ポールマッカートニー&U2など普段見られない競演も多くある他、購入したら是非先に見たいのがスヌープ・ドッグ/Snoop Dogg、ジェイ・Z/Jay-Z、ダイド/Dido(Faithlessも参加しました)、カニエ・ウエスト/Kanye West、あとピンク・フロイド/Pink Floyd。
そんなに一度に見る必要はないのですが…数曲ずつ、一ヶ月くらいかけてじっくり見たいと思います。初回分は価格が安いようです。興味のある方は共同で1セット、いかがでしょう?
補足
「LIVE8」よりずっと前、ボブ・ゲルドフの呼びかけから実現したエチオピア難民救済を目的としたイベント「LIVE AID」、1985年7月13日に開催されました。この時の視聴者数15億人。テレビをはじめとしたメディアを通じて、多くの人がこのイベントに参加しました。
20年と長い時間がかかったもののようやく昨年DVD化が実現、リアルタイムで知らなかった人にも世界の飢餓問題とそれを解決しようとする活動の存在を知る機会を与えてくれる重要な役割を果たすことでしょう。
会場に見に行くことだけが参加することではないよ。メディアを通じて、DVD化された映像を見て、またここのような誰かのコメントを機に、世界中に援助を必要としている人が大勢いるということを知る、問題に対する「意識を持つこと」にも大きな意味がある。この記事が少しでもそのきっかけとなることを祈ります。
「LIVE 8」「LIVE AID」
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2005.11.07 Monday
CD「Theatre Of Strings」/春畑道哉,増崎孝司,大賀好修,松本孝弘
Theatre Of Strings
(2005.10.19,VERMILLION,BMCS-8002)
携帯で見る
instrumental
参加アーティスト:
春畑道哉(TUBE)
増崎孝司(Dimension)
大賀好修(OOM)
松本孝弘(B'z)
2004年に発足した"House Of Strings"(ギタリストを中心とした弦楽器奏者のための新レーベル)の作品第2弾。第1弾は『House Of Strings』、ギターとオーケストラでした。今回は、「弦の魅力」がテーマ、日本を代表するギタリスト4名による豪華な映画音楽オムニバスアルバムとなりました。
映画音楽を個性豊かなギタリストによる演奏で楽しむ、というのもなかなかよいもので。新たな発見もありました。インストというと飽きてしまうという声をよく聴きますが、このアルバムは逆に飽きるのが難しくできていると感じます。
名義が松本孝弘となっていますが、参加した他の3名も全て国内でも指折りの優れたギタリストであるということは、意外と知られていないようで。この作品を機に、さらに多くの人に彼らの魅力、弦の魅力が伝わればと思います。
04.Moon River/08.Mission Impossible/10.Scarborough Fair
一番の目的は増崎氏でした。楽しみにしていた通り、渋く素敵な仕上がりでした。特に04.朝食よりは夜でお酒が似合う感じです。
06.Enter the Dragon Theme
何でこれ入っちゃったんだろう?と思いました(笑)でも一枚を通して聴くにはちょうど良い刺激でした。
07.Merry Christmas Mr.Lawrence
二番目の目的がこの人、春畑氏でした。この曲については、原曲よりこちらの方が気に入りました。アルバム中で最も気に入った楽曲。春畑殿には脱帽です。
13.The Magnificent Four
もっと”渋派手”なのだと思っていたのでちょっとさびしい気もしましたが、スマートで心地よく聴くことが出来ました。
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(2005.10.19,VERMILLION,BMCS-8002)
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instrumental
参加アーティスト:
春畑道哉(TUBE)
増崎孝司(Dimension)
大賀好修(OOM)
松本孝弘(B'z)
2004年に発足した"House Of Strings"(ギタリストを中心とした弦楽器奏者のための新レーベル)の作品第2弾。第1弾は『House Of Strings』、ギターとオーケストラでした。今回は、「弦の魅力」がテーマ、日本を代表するギタリスト4名による豪華な映画音楽オムニバスアルバムとなりました。
映画音楽を個性豊かなギタリストによる演奏で楽しむ、というのもなかなかよいもので。新たな発見もありました。インストというと飽きてしまうという声をよく聴きますが、このアルバムは逆に飽きるのが難しくできていると感じます。
名義が松本孝弘となっていますが、参加した他の3名も全て国内でも指折りの優れたギタリストであるということは、意外と知られていないようで。この作品を機に、さらに多くの人に彼らの魅力、弦の魅力が伝わればと思います。
04.Moon River/08.Mission Impossible/10.Scarborough Fair
一番の目的は増崎氏でした。楽しみにしていた通り、渋く素敵な仕上がりでした。特に04.朝食よりは夜でお酒が似合う感じです。
06.Enter the Dragon Theme
何でこれ入っちゃったんだろう?と思いました(笑)でも一枚を通して聴くにはちょうど良い刺激でした。
07.Merry Christmas Mr.Lawrence
二番目の目的がこの人、春畑氏でした。この曲については、原曲よりこちらの方が気に入りました。アルバム中で最も気に入った楽曲。春畑殿には脱帽です。
13.The Magnificent Four
もっと”渋派手”なのだと思っていたのでちょっとさびしい気もしましたが、スマートで心地よく聴くことが出来ました。
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2005.11.06 Sunday
アカペラグループとヴォーカルグループ
アカペラグループとヴォーカルグループの定義と自身の位置付けについて、VOXRAYメンバーRi-che氏がコメントされています。
blog「音楽とは?」2005年11月4日の記事
音楽の「熱」を探して様々な場所へ出向いていますが、その中で、プロ志望の人、趣味の範囲を超えずに楽しむことにこだわる人、ほぼプロの人など、様々な音楽家たちに出会います。彼らが音楽家という立場を確立するためには、そしてどんな音楽を生み出す人であるかを広く知ってもらうためには、その形態やジャンルを記憶してもらう必要があるでしょう。現在ののCDショップでは、日本人でボーカル入りの音楽であればとりあえず「J-POP」とされていますが、バンドなのかソロなのか、或いは複数のアーティストによるユニットかによって、制限されるものも表現されるものも異なる上、リスナーの認識にも影響することがあります。
例えばアカペラグループとヴォーカルグループでは、作品やパフォーマンスに対する評価の仕方、聴き方にも違いが出てきます。
私がヴォーカルグループという形態にこだわって聴くのは、前者は「人の声だけで演奏する”アカペラ”と言う演奏スタイルで歌うグループ」で、ハーモニーの美しさや調和を楽しむのに対し、後者は「ヴォーカルパフォーマンスをするグループ」で、演奏スタイルや使われる音に制限がなく、幅広い表現が可能であるため、敢えて不調和を取り入れてグルーヴ重視にすることも出来るし、オケが入れば楽器とヴォーカルの掛け合いを楽しむことも出来る、という理由からです。但し、好んで聴くには、実力を根拠に一定基準以上の安定感があって且つ、二番煎じに甘んじない特別な魅力があること、既に好きなアーティストに似た傾向であること、などを条件としています。あくまで独断と偏見による判断ですが。
ストリートミュージシャンに限らず、プロモーションの一環でストリートライブを行うプロの人もいて、「うた」を武器に頑張っている人は街にはたくさん存在します。ただ、「自称ヴォーカルグループ」を脱しないグループは多い。アカペラスタイルでの演奏で有名な作品を、例えばそのまま(或いは個性のないアレンジとか)でカヴァーしても、「ヴォーカルパフォーマンス」の特徴は伝わらず、既存の「アカペラする人たち」に分類されてしまいます。今活動している人たちも、大半がここに当てはまる。この呼び方が全く普及しないのはそのせいなのかも。
心当たりのある皆様、ヴォーカルグループと呼ばれるように、頑張って下さい。
補足(ほぼ蛇足)
海外では、演奏スタイルやジャンルに関わらず、男性複数のグループを総称して「ボーイズグループ」としています。ヴォーカルグループもバンドもこれに入ります。例えばBSBもNaturalもBBMAKも。主要なアーティストは「ボーイズグループのアルバム評価」というサイトに情報があります。
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blog「音楽とは?」2005年11月4日の記事
音楽の「熱」を探して様々な場所へ出向いていますが、その中で、プロ志望の人、趣味の範囲を超えずに楽しむことにこだわる人、ほぼプロの人など、様々な音楽家たちに出会います。彼らが音楽家という立場を確立するためには、そしてどんな音楽を生み出す人であるかを広く知ってもらうためには、その形態やジャンルを記憶してもらう必要があるでしょう。現在ののCDショップでは、日本人でボーカル入りの音楽であればとりあえず「J-POP」とされていますが、バンドなのかソロなのか、或いは複数のアーティストによるユニットかによって、制限されるものも表現されるものも異なる上、リスナーの認識にも影響することがあります。
例えばアカペラグループとヴォーカルグループでは、作品やパフォーマンスに対する評価の仕方、聴き方にも違いが出てきます。
私がヴォーカルグループという形態にこだわって聴くのは、前者は「人の声だけで演奏する”アカペラ”と言う演奏スタイルで歌うグループ」で、ハーモニーの美しさや調和を楽しむのに対し、後者は「ヴォーカルパフォーマンスをするグループ」で、演奏スタイルや使われる音に制限がなく、幅広い表現が可能であるため、敢えて不調和を取り入れてグルーヴ重視にすることも出来るし、オケが入れば楽器とヴォーカルの掛け合いを楽しむことも出来る、という理由からです。但し、好んで聴くには、実力を根拠に一定基準以上の安定感があって且つ、二番煎じに甘んじない特別な魅力があること、既に好きなアーティストに似た傾向であること、などを条件としています。あくまで独断と偏見による判断ですが。
ストリートミュージシャンに限らず、プロモーションの一環でストリートライブを行うプロの人もいて、「うた」を武器に頑張っている人は街にはたくさん存在します。ただ、「自称ヴォーカルグループ」を脱しないグループは多い。アカペラスタイルでの演奏で有名な作品を、例えばそのまま(或いは個性のないアレンジとか)でカヴァーしても、「ヴォーカルパフォーマンス」の特徴は伝わらず、既存の「アカペラする人たち」に分類されてしまいます。今活動している人たちも、大半がここに当てはまる。この呼び方が全く普及しないのはそのせいなのかも。
心当たりのある皆様、ヴォーカルグループと呼ばれるように、頑張って下さい。
補足(ほぼ蛇足)
海外では、演奏スタイルやジャンルに関わらず、男性複数のグループを総称して「ボーイズグループ」としています。ヴォーカルグループもバンドもこれに入ります。例えばBSBもNaturalもBBMAKも。主要なアーティストは「ボーイズグループのアルバム評価」というサイトに情報があります。
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